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生産工程

焼結フェライト磁石 生産工程

生産 製法 画像 動画 異方性 Sr 等方性 Sr 形態
乾式 湿式 乾式
粉末 顆粒 水系スラリー 顆粒
工場 部署 工程 No. 材料機器 THD3G
THD4
THD3N THW5B
THW6B
TF
千葉 原料課 主原料 1 原料貯蔵
PVA
結合剤
ポリビニルアルコール
https://ja.wikipedia.org/wiki/
ポリビニルアルコール
粉状
2 PVAを混合
攪拌機付ホッパー
3 原料貯蔵
Ba
フェライト磁性粉の大元となる、原材料を調達します。
Fe2O3 二酸化酸化鉄合金製造過程の副産物。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
日本製鉄東日本製鉄所#鹿島地区Ba
 バリウム
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ソルベイ_(企業)
4 原料貯蔵
Sr
フェライト磁性粉の大元となる、原材料を調達します。
Fe2O3 二酸化酸化鉄合金製造過程の副産物。
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本製鉄東日本製鉄所#鹿島地区
SrCO3 炭酸ストロンチウム
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ソルベイ_(企業)
5 酌量 原料を調合する為に、酌量ホッパーに投下します。
6 粗混合
ナウターミキサー
斜めに取り付けられたスクリュー軸の自転により、
原料を掻き上げながら攪拌・混合を行い、比重差を安定させます。
7 混合
振動ミルロッド
円筒状のミル内にロッド、その他の原料を入れ、
ミルに振動を加えることで、媒体に運動を与え、粉砕する。
8 造粒
パン型造粒機
アイリッヒミキササー
9 粒選別
振動篩
(フィルター)
10 材料粒を搬送
11 振動供給
12 1次焼成
ロータリーキルン
回転式の窯。原料の投入と処理を随時、かつ連続的に行います。
直径4 - 6m、長さ60 - 100m、傾斜3 - 4%、回転数2 - 4rpm、
内部の温度は、投入入口で400℃、
Flame(炎)部の最高温度は1,450℃に達する。
キルン内の原料は、ゆっくり回転しながら徐々に送られます。
ロータリーキルンの厚さは15 - 30mmの炭素鋼で出来ており、
内部は耐火煉瓦で内張りされています。
13 冷却
スクリューコンベア
原料を冷却しながら搬送します。
14 貯蔵
鉄箱
搬送された原料を貯蔵します。
15 荒粉砕
ローラーミル
粉砕機
ローラの遠心力による圧縮力と、
ローラ回転による剪断力が重なった、
擂り潰し摩砕作用によって、粉砕します。
粉砕された原料はエアにより吹き上げ、
分級されます。
16 微粉砕
振動ミル
ボールを中に入れて、振動を与える、微粉にする。
17 異物除去
振動篩
18 貯蔵 1屯のフレキシブルコンテナバックに貯蔵します。
19 1次ロット調整
ナウターミキサー
3屯
1ロット内のバラつきを少なくする為に、
1ロットの原料をナウターミキサーで、攪拌調整します。
20 材料検査 1ロットの、磁性粉原料を焼結体にし、
BHカーブで材料特性を検査します。
21 ロット調整 サイコロミキサー
22 2次ロット調整
ナウターミキサー
9屯
複数ロット内のバラつきを少なくする為に、
複数ロットの原料をナウターミキサーで、攪拌調整します。
23 材料検査 複数ロットが混ざった、磁性粉原料を焼結体にし、
BHカーブで材料特性を検査します。複数ロット内のバラつきを調整します。
茨城 生産係 主原料 24 原料貯蔵 粉状
乾式 25 添加材
酌量配分
アルミかカルシウム、シリカ、炭酸カルシウムなどを、材質等級毎に、原料の配合比率を調合します。
26 湿式
磁場成型
湿式アトライターで1μ前後に微粉砕する。
湿式異方性はここのスラリー状になります。
27 脱水
シャープレス
遠心分離機で、水と粉を分離し、押出機で脱水します。 スラリー液状
28 乾燥 コンベア上で、熱風乾燥させます。 粉体
混合 29 混合粉砕
ナウターミキサー
顆粒
30 粉砕 ミル装置を使用し、必要な粒度要件を満たす粉末に加工します。 粉末
顆粒
31 混練 粉類を均一に混ぜ合わせます。
32 造粒 顆粒状に造粒
乾式 33 乾式
磁場成型
準備された粉末の重量を量り、成形プレス機器で磁場配向を取り、ブランクを形成します。
硬体
湿式 34 湿式
磁場成型
焼成課 焼成 35 匣鉢 成型後、匣鉢に配置します。
36 焼成 1300度
37 自然冷却 常温迄放置
加工係 研磨 38 表面研削 径 精密ギャップ研削
表面 ダイヤモンドホイール研削
加工 39 面取研削 内径 面取り
外径 面取り
40 切断機
カッティング
洗浄 41 研磨カス
貯蔵タンク
排水回収
42 洗浄
43 熱風ブロアー乾燥
ベーキング炉
品質保証課 検査 44 磁場特性検査
BH-アナライザー
焼結ブランクの磁気特性をサンプリング試験して、ブランクが材料性能要件を満たしているかどうかを確認します。 磁石
45 寸法検査
外観検査
製品の寸法公差特性に応じ、マイクロメーターや三次元測定機、投影機、画像測定器などの検査機器を選定し、検査します。
製品課 着磁 46 着磁 磁気特性、保持力に応じて、
着磁器の電圧を調整し、着磁します。
品質保証課 検査 47 磁気特性検査
表面磁束密度
トータルフラックス
着磁した製品を、テスラメーター、コイルなどの磁束計用いて、磁束密度を計測します。
製品課 出荷 48 梱包出荷 磁気漏洩、耐衝撃、輸送要件を満たすよう、
梱包仕様に従い、梱包出荷致します。
製品
本社 営業課 納品 49 製品をお届け。