検査基準
磁力の測定方法には、いくつかの方法があります。使用方法や環境、用途によって定められます。磁石単体の場合は、一般的に表面磁束密度やトータルフラックス(総磁束密度)を検査基準に用います。測定機器は、テスラメーターやフラックスメーターなどで測定し、合否判断されます。用途に応じて、適切な測定方法を選ぶ必要があります。
マグネットの磁力測定方法
円柱状マグネット(上下方向着磁)
サーチコイル
フラックスメーター
マグネットを引抜いて、
フラックスメーターをよむ フラックス測定
フラックスメーターをよむ フラックス測定
ガウス測定
ホール素子
ガウスメーター
ガウス測定
リング状マグネット(内面2極着磁)
フラックス測定
サーチコイルを引抜いてフラックスメーターをよむ
(180°回転してもよい)
(180°回転してもよい)
ガウス測定
(磁束分布測定)
ガウス測定値は、測定器・測定個所測定者によって誤差を生じますので御注意下さい。
X-Y Recoder
(磁束分布波形)